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Sony α7R V |
FE 24-105mm F4 G OSS |
Creative Look : VV2 Adobe Lightroom Classic CC |
◆今年も安達太良山の紅葉狩りに行ってきた。雨で予定が1週間延びて見頃も過ぎたかと思ったが何とか紅葉は残っていた。◆あだたら高原スキー場の登山口から2時間ほど馬車道を登ると谷筋にあるくろがね小屋に辿り着く。くろがね小屋のある谷筋は紅葉の斜面が広がる絶景スポットだ。見事な眺望にいつもここで足止めを食らい夢中で写真を撮る。◆この日の安達太良山は相当冷え込んだようで、見上げると山頂付近は白一色になっている。くろがね小屋から先は本格的な登山道となり、さらに上を目指し標高を上げてゆくにつれ、辺りは少しずつ氷の世界になってゆく。◆紅葉した木々は霧氷をまとうとパステルカラーとなり、どこか春の野山を想わせる不思議な色調の世界だ。◆辿り着いた山頂は記念撮影をするため登山者達の行列ができていた。一息ついた後、山頂から沼ノ平の火口へ向かうが、稜線は強風が吹き荒れ濃いガスで見通しもないため身の危険を感じ下山を開始した。ぬかるみに手こずりながらも無事下山。その旨を山の事前情報をくれた地元の友人あみ姉御にLINEで送信し、この日の登山を完了した。◆山行の朝、移動中の車から見る安達太良山はどんよりとした雲に覆われ青空は望めそうになく、ちょっと沈んだ気持ちになったが、いざ登ってみれば予想外の霧氷と紅葉のコントラストに今まで観た紅葉の中で一番記憶に残る風景であった。 |