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| Leica SL (Typ 601) | 
| Voigtlander Ultron 28mm F2.0 Adobe Lightroom CC | 
| ◆東北最古の映画館「本宮映画劇場」へ見学&撮影に行ってきた。SINCE 1914 とのことなので今年で108歳なる奇跡の映画館だ。日本で唯一、カーボンアーク式映写機が実働するらしい。この映写機には驚くことに排気用の煙突が付いている。映画館の建物も当然ながら古く、2011年の震災のときは本宮映画劇場は大丈夫かと大勢の人が確認に来たとか。◆見学の予約を入れ、お土産の缶ビールを持って本宮映画劇場に向かうと、迎えてくれたのは館主の老紳士と昭和ルックの大変美しい娘さんだった。館主は86歳とは思えないはつらつとした方で、映画館の成り立ちやご自身の生い立ちなど饒舌に語ってくれた。聞き役は妻に任せて、私は劇場内をあちこち撮影し、娘さんにもモデルをお願いして何枚か撮らせてもらった。館主も娘さんも快く撮影に応じてくれて、こちらも楽しく撮影ができた。◆この劇場は特に入場料など取ってはいないが、劇場の維持のための協力金(一人500円が目安)を募っている。もちろん気持ちよく協力させて頂き、娘さんが筑摩書房から出版した『場末のシネマパラダイス 本宮映画劇場』も購入してきた。◆この日のカメラは手に入れたばかりのLeica SLで、上手く撮れるのかドキドキ。劇場内は照明を点けてもかなり暗い。Leica SLはボディ内手ブレ補正が搭載されていないので、シャッタースピードの低速側を1/60sec、暗部ノイズの程度も未知数なのでISO AUTO上限を押さえ気味の6400に設定した。結果、どれも普通に写っていてホッとした。少ない光量でこれだけトーンが出れば上出来だ。このカメラ、長い付き合いになりそう。◆そうそう、#10のサービスカットは鏡像なので左右を反転している。 |