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| Nikon F3 Nikkor Ai 20mm F3.5s |
| Contax G2 (*) Carl Zeiss Hologon T*16mm F8 |
| Fujichrome PROVIA 400X GT-X700 |
| 去年の春に Hologon 16mm で撮った桜の写真が何枚かあったので、今年も同じレンズで桜を撮るつもりでいた。しかし 16mm という画角は桜を撮るには広すぎて難儀したことを思い出し、ちょっと弱気になる。そこでずいぶん前に買ったまま使わずにいた Nikkor 20mm F3.5 を持ち出してみた。このレンズはちょっと暗いが周辺減光がいい味を出す超広角レンズだ。さっそく Nikon F3 に装着してファインダーを覗いてみる。ほんのりと光量の落ちた周辺が中心部をそっと包み込んでいる。やはり一眼レフはいい。俄然写欲が湧いてくる。ところが、ここ数年日立の桜の木に元気がない。場所によっては枝につく花がまばらな木が多く、遠目にはハナミズキと見間違ってしまうものもあるくらいだ。花付きの悪い桜を周辺減光のあるレンズで撮ったせいか、今年の桜ギャラリーはどこかもの悲しさが漂う雰囲気になってしまった。来年は桜花爛漫でありますように。 |
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